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初心者の短歌日記:映画館シリーズ

初心者の短歌日記 短歌
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題詠短歌の練習にと思って、自分で自分にお題を出してみた。

お題:ガス、蜜柑、映画館

三つに関連性がないので、

「映画館のトイレの壁の落書きを介して、スパイ同士が暗号のやり取りをしている」

という設定で無理矢理作ってみた。

 

映画館トイレの壁で応答す 海豚はいつも蜜柑を丸呑み

 

【解説】海豚が蜜柑を丸呑みするのと同じように、スパイ同士も暗号が何を伝えているのか、その全体像を知らされていないため細かいニュアンスは理解していないのである。

 

 

映画館トイレの壁にて通信す 腐った野菜はもう見ぬ掟

 

【解説】スパイ活動からいつの間にか外れた者を「腐った野菜」と呼んでいる。そういう者とは、もう金輪際コンタクトしないという鉄の掟が存在する。

 

 

映画館トイレの壁に春が来て 窓より入り込む開花前線

 

【解説】ふと見ると、いつもの壁に花びらがくっついていたりする。春はもう来ているのである。

 

 

映画館仮眠のために来る客ひとり 催眠ガス作戦を眠殺す

 

【解説】催眠ガスで映画館の客どもを眠らせる作戦が、あえなく潰えてしまった。

 

 

映画館トイレの壁は塗り替えで ルッコラの苦味じりじり舌に

 

【解説】何と、トイレの壁が塗り替えられており、落書きのように見せかけた通信・諜報活動が阻害されてしまった。

「いつも落書きしてる人へ:今度やったら警察に通報します!」

という貼り紙まであり、踏んだり蹴ったりである。

 

 
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