ポメラニアン日記:犬の散歩中に地べたにあったものベスト3

 

 

犬の散歩をしていると、予想もしなかったような物を地べたに発見することが多い。

今回は、犬と共に思いがけず見つけてしまった、素敵なサムシングを三位から順番にご紹介してみよう。

 

まずは第三位!

 

黒い輪ゴム!

 

犬のpが一本の矢印と化したかのように強く惹きつけられ、体を擦り付けたがる謎の黒い輪ゴムである。

変だなと思ってよく見たら、輪ゴムではなくて干からびたミミズだった。

 

 

続いて第二位!

 

ぺちゃんこになった蛇!

 

おそらくトラックか何かに轢かれたらしい、正しく「車に轢かれてペッチャンコ」な蛇を発見した。

pはその匂いを嗅いで、目を細めて何か考え込んでいるようだった。

 

 

スピーディな展開の中、第一位は!

 

二匹の蛇が、テカテカしたまま腹を上にして×印を描くようになって死んでいた!

 

朝、どういう訳か二匹が重なり合って死んでいるのを見つけた。

歴史に残るような悪事を繰り返していた、ヨーロッパ中世の何とか家の紋章のような図であった。

「これが本当の腹上死というやつか……」

と妙に納得したが、それにしても二匹が同時に死んでいる姿というのは珍しい。

交尾の最中か、或いは毒でも飲んでしまったのか。

毒だとすると重なり合って死んでいるのは変な気もする。腹上死だとしても同時に二匹が死ぬだろうか。

私は大いに興味を惹かれたが、pは完全に興味なしという感じで、立ち止まりもせずにトットコ歩いて行ってしまった。


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