最近、ツイッターで「#私を構成する9枚」という流行があるようなので、一種のお題と考えて自分も選んでみた。
まずは矢野顕子「ただいま」。
- アーティスト: 矢野顕子,糸井重里,にしずかえみこ,おおたにまさひろ,やなぎますみ,やまかわてつや,いいおつた,かしまりこ,かねだけんいち,つかだけんじ,かっさいしんや
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 1993/09/21
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
アルバムとしては「愛がなくちゃね。」の方がずっと完成度が高いと思うのだが「Rose Garden」があるので「ただいま」を推す。
この曲は百回くらい続けて聴いても飽きない。
次は大貫妙子で、何となく矢野顕子と対になっているような印象がある。
「クリシェ」は「ピーターラビットとわたし」が入っているので選んだ。
これは矢野&大貫によるザ・ピーナッツのカヴァーで「ウナ・セラディ・東京」。
【おまけコーナー】Perfumeによる「ピーターラビットと私」。
中学生の学芸会を見ている親のような心境にさせる動画である。
次は竹内まりやで「Variety」。
84年の作品で、とにかくよく聴いた。
Variety (30th Anniversary Edition)
- アーティスト: 竹内まりや
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (10件) を見る
不思議なことにその前の作品も後の作品もピンと来ないが、これだけは大名盤という気がする。
「プラスティック・ラブ」、「 本気でオンリーユー 」、「マージービートで唄わせて」、「水とあなたと太陽と」、「ふたりはステディ」、「シェットランドに頬をうずめて」と、どれもこれも名曲。
普通に選ぶと女流シンガーソングライターばかりになってしまう。
しかし、この流れを止める義理も無いので続けると、コシミハルはどうしても捨てがたい。
この曲など「子猫と賢い鸚鵡とマダム、マダム」という歌い出しだけで降参するほど素晴らしい。
コがつくシンガーソングライターつながりということで小島麻由美も入れておきたい。
アルバムとしては「My name is blue」。
「あの娘はあぶないよ」が好きなので。
さすがに女性ばかりで九枚は厳しいので、箸休め的にゆらゆら帝国の「めまい」も入れたい。
「バンドをやってる友だち」「恋がしたい」「通りすぎただけの夏」「星になれた」と、名曲然とした名曲がこれでもかと続く。
また女流シンガーに戻って、EPOの「HI・TOUCH-HI・TEC」。
ジャケットは名盤っぽさに欠けるが、「涙のクラウン」「海沿いの秋」「こぬか雨」と、B面が特に素晴らしい。
「海沿いの秋」は安部恭弘のヴォーカルも途中に入っているので、ファンの人はよく聴いてみよう。
夏→秋と来たので、次はクリスマスということで鈴木さえ子。
I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: 鈴木さえ子
- 出版社/メーカー: ブリッジ
- 発売日: 2007/05/28
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
最後はユーミンで、何のひねりもなく「SURF&SNOW」を挙げたい。
これまでに何千回も聴いていて、今後は何万回も聴きそうな気がする。
「灼けたアイドル」「まぶしい草野球」「シーズンオフの心には」「恋人と来ないで」「雪だより」など名曲揃いである。
「シーズンオフ~」がしんみりと終った後で「サーフ天国、スキー天国」の能天気なイントロが流れてくる瞬間には、何度聴いてもマゾ的な喜びを感じる。
子供の頃、不二家のソフトエクレアのCMで「まぶしい草野球」の一部を聴いた記憶があったのだが、ようやくこの動画で確認できた(なぜか男がボートを漕いでいる)。