今度、ある所で歌詞について喋ることになったので、歌詞に関する本を読んだり、いろいろな曲を聴き直したりしている。
しかし、一部の例外を除くと、自分はさほど歌詞を重視していない。
それに「この歌詞がいい!」と叫びたくなるほどの例を持ってきたとしても、全体として言いたいことは三つか四つくらいしかない。
たとえば……、
1.「ロンリー・カナリア」は歌詞がいいですよね~!
2.曲もいいですよね!
3.両方が合わさると、さらにいいですね……!
4.どちらかというと、中島みゆきヴァージョンの方を推薦しますよ!
こんなものである。それに1.の部分だけを拡大してあれこれ論じるなんて面白くなりそうもないし、野暮ったいし、困ったものである。
そういう困難を感じながらYoutubeであれこれ聴いているうちに、「ブルーでハッピーがいい」を見つけた。このカジヒデキの手による曲もまた好きだが、歌詞についてあれこれ言う必要性を感じないし、あまり参考にもならない。
そうこうするうちにSOLEIL の「Pinky Fluffy」を発見してしまい、ますます頭が働かなくなってきた。もう単に「ヒューヒュー!」とか「わー!」といった叫びとか手拍子とか、そういう形で音楽に参加するだけで済ませたい。