「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

様々な特殊能力を持った子供たちがいて、ミス・ペレグリンのいる古い屋敷でひっそりと暮らしているという話。

 

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時間的に同じ一日を繰り返すことによって人目を完璧に避けている筈なのだが、そのうち悪い連中に見つかって、能力を生かしたバトルに突入する。

しかし肝心の戦いの部分は控えめで、山田風太郎や「ワンピース」や「ジョジョ」を見慣れた目で眺めるとやはり物足りない。技や能力の名前を大声で名乗ると良いのではないかと思ったが、どうなのか。海外にはそういう習慣がなくて、日本には古来そのような伝統が受け継がれているのだろうか。たとえば「口からフー子ちゃん」としか言いようのない少女が海底に沈んだ船の中に入って空気をいっぱいにする場面は良かったのだが、ここで「フーリング何とかー!」みたいなことを言えばいいのかどうか。自分でも何やらよく分からない。

昔から思っているのだが、どうもティム・バートンとは決定的に何かが合わない。


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