好きなジャケット百選

「Be a Bright Blue」Saxon Shore

YouTubeでゆらゆら帝国ばかり聴いていたら、なぜかSaxon Shoreというバンドの曲を大量に勧められた。

「モー・グリーンズ・プリーズ」フレディ・ローチ

オルガンの音色には他の楽器にはない、独特の快感がある。 脳みその表面をローラーで撫でられているような気持ち良さで、しかも耳自体も気持ち良くて、さらにいつの間にか胸の奥の、情の部分にまで忍び込まれて揺さぶられような感覚がある。

「グーテフォルクと流星群」Gutevolk

夏のうんと暑い時期には、何を聴くべきか? 「暑い地域の熱い音楽!」 というのが私の経験から導き出した結論で、マンボ、ラテン・ジャズ、サルサ、レゲエなど、いかにもといった曲を聴いた方が心身によいという確信がある。

「Midnight for Two」The Three Suns

ザ・スリー・サンズはデパートの屋上やエレベーターの中でかかっていそうなイージー・リスニング系のトリオ・グループで、1940~60年代頃に活躍したらしい。

「魂のジュリエッタ」ニーノ・ロータ

「映画は一度も観ていなくても、サントラは何回も聴いた」という関係は不自然だが、自分の場合は結構ある。

「バレリーナ」井上陽水

井上陽水はキャリアが長すぎて「これ一曲だけで一生食べていけそう」というレベルのヒット曲が20~30曲くらいはある。

「ロマンス」オスカー・ピーターソン

またしてもクリーム色っぽい一枚で、ジャズ・ピアニストのオスカー・ピーターソンが出した、ピアニストによるヴォーカル・アルバムである。

「SWEET REACTION」 NONA REEVES

これまでの「好きなジャケット百選」と比べても確実に上位に入りそうな、いかにも「夏!!」といった雰囲気満点で、しかも中身も充実しているという大名盤がNONA REEVESの「SWEET REACTION」である。

「ストーン・フラワー」アントニオ・カルロス・ジョビン

ジョビンというとすぐ「波」が挙げられる。昔からそうだし、これからもずっとその傾向が続くのであろう。 しかし「ストーン・フラワー」も落ち着いた名盤である。

「美しき花」パーシー・フェイス・オーケストラ

再発のパーシー・フェイス・オーケストラのCDが沢山並んでいたのが目に入ったので購入した。しかし今どきパーシー・フェイス・オーケストラなんて、自分以外に誰が買うのだろうか。

「ソロ・モンク」セロニアス・モンク

「ソロ・モンク」は昔から一年中よく聴く。 ジャケットは颯爽としていてユーモラスだが、実際のモンクはもっとズングリムックリしたアシカのような風貌である。

「ジョーズ」オリジナル・サウンドトラック25周年エディション

ジャケットが好きだという割には中身の話ばかりしているこのコーナーだが、今回は内容を聴いていないので大丈夫である。 このジャケットの何が良いかというと……、

「コンサート・バイ・ザ・シー」エロール・ガーナー

エロール・ガーナーと言うと反射的にすぐ「ミスティ」の作曲家だと考える愚かな連中どもよ!

「フォンテッサ」MJQ

本来なら「好きなジャケット百選」は、ジャケットの話を中心に置くべきである。しかし、毎度ついつい力をこめて「中身も名盤!」と主張したくなってしまう。 そこで今回は、中身はさほどでもないがジャケットは良いと、心から思える作品を思いついたので発表…

「ザ・ロアー・オブ・74」バディ・リッチ

バディ・リッチの「ザ・ロアー・オブ・74」。いかりや長介の声で「オーッス!」と声をかけて来そうなジャケットである。

「ファニータ」ロマン・アンドレン

淡い色調が魅惑的な「ファニータ」は一言で言うと北欧からやって来たブラジリアン・サウンドで、やはり中身も名盤である。

「女王陛下のピチカート・ファイヴ」ピチカート・ファイヴ

邦楽でジャケットが良いものというと、真っ先に思い浮かぶのがこのアルバムで、もちろん中身も名盤である。

「ベニー・ゴルソン・アンド・ザ・フィラデルフィアンズ」ベニー・ゴルソン

今日は文章を書く気力が出てこないので、そういう時のために「好きなジャケット百選」というコーナーを作っておくことにした。