書くことなし日記:一人称編

 

 

宮部みゆきの場合、「ミヤベは……(何たらかんたら)」。

内田樹の場合、「ウチダが……(どうたらこうたら)」。

と書く。

 一人称が名字になっている人の真似をしてみると、私の場合、はてなにおけるニックネームが「目」なので、「目が……(ほんにゃらはんにゃら)」となるではないか。

目は、それを奇妙に思った。

目が、自動車を運転したり、回文を作ったり、ブログを書いたり、濁点・半濁点なし文を書いたりしているのは、絵としてはシュールな光景である。

いつも使っている「私」の代わりに「目」を使ってみるとやけに新鮮で、かつグロテスクでいいなと目は思った。

ちょっと安部公房っぽい雰囲気になりそうだぞ!と目はゴシック体で考えた。

そして目は、何だかわからないが文章を書きにくいぞ!とも考えた。

何だろう?

この違和感は?

そういえば「ウインク」というショートショート小松左京にあって、世界中が目でいっぱいになってしまうのだったなあ、と思い出した目であったが、落ちをばらしてしまうのはどうかと思うので、興味のある方は立ち読みしてほしい。

 

ウインク (角川文庫 緑 308-2)

ウインク (角川文庫 緑 308-2)

 

 

そんじゃーね (*^∪゜)v


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