近年はあちこちの本屋に、座って読む用の椅子が置いてあるのが当たり前になりつつある。小三の時、友達から来た年賀状に「今年からは立ち読みをするのをやめようよ (・o・)」と書いてあったほど立ち読み好きの自分としては隔世の感がある。
今後もし自分で本屋を作るとしたら、次はいよいよ寝るためのベッドを置いてみたい。敷き布団でもよいので、純粋に書店で睡眠だけというのもいいし、スマホで喋ってうるさい客やピーピー騒ぐ子供は消音器つきの銃で銃殺にする。とにかく寝転がって本を読むスタイルで試し読みができたら嬉しい。よく考えるとこの嬉しさは客側のものであって店側は迷惑するだけかもしれないが……。
上記の要望とは逆に歩くスペースも欲しい。列車のような大きさと長さで、ぐるっとひと回りするとおよそ3キロぐらいの、歩いて回る書店があってほしい。確か談志・円鏡の歌謡合戦で、「山手線がぐるっとひと続きになって、中を歩くようになりました」という与太話があったので、そのイメージに近い。これもよく考えたら客側の要望で、作る側ではない。
確か山手線のエピソードはこの本↑の中にあった。
書店を作る側のことは書きそびれて、客側の要望だけになってしまったので、同じお題で↑こちらにも書いた。