第五話は結構ドンパチがある回だった。ガブリエルという武器商人がテロリストの入国を支援していたので、アジトへ行って偽の交渉を持ちかけることで何か手がかりが掴めるだろうという作戦である。
で、行ってみると肝心の案内役の仲間が、実は過去にガブリエルを裏切っていたことが判明する。「その仲間を殺せばお前を信用してやる」と主人公は持ちかけられ銃を持たされるのだが、当然「そんなことはできない!」と突っ張ねる。
これ以降あれこれあるのだが、何しろガブリエルの顔が出てくるのは今回が初めてなので、今ひとつ重みに欠ける。
全体としてこの回は捨て駒を清算しました、と言わんばかりに人が死んでしまい、ちょっと軽すぎる。殺せば盛り上がるというものでもない。
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第六話はいよいよ爆破テロ実行指令が出てしまう。
学園パートと呼んでいた筋がいつの間にか「兄・妹・父+1」というパートになり、これとは別に主人公の兄と妻もピンチになる。敵がやりたい放題で、CTU側はいい所がない上、最終的に主人公は電話で脅されて「このままでは敵の言いなりになりそう!」という所で次回へ続く。
どうも登場人物の死ぬタイミングが、予想されるタイミングより少々早すぎるように思う。もう少し思い入れを持つ時間を与えるべきではないか。