以前からこのブログで、読書会に対する興味や憧れについて書いてきたが、とうとう地元の読書会に参加することになった。
月に一度のペースで、9月から始まったばかりだという。この会は仕組みがよくできていて、
本の提供→図書館がしてくれる(複数冊、用意される)
本の選び方→リストの中から主催者が決める
場所→駅前の図書館の中にある部屋(静か)
駐車場→2時間まで無料
メンバー→30代から80代まで
会費→無料
なかなかこれほどよい条件の読書会はないと思う。先日はじめて行ってみると、
補聴器がないので他の人の発言が聞えない人
課題図書を読んでいない人
遅刻する人
など、トラブルというほどではないが、そのくらいの人はいた。自分は課題図書とされていた某直木賞作家の小説があまり優れた作品とは思えなかったので困っていたのだが、かえって日ごろ好き勝手に読んでいる本が素晴らしく思えてきた。
- 作者: マルグリット・ユルスナール,多田智満子
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2008/12/16
- メディア: 単行本
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長く積読状態で敬遠していた「ハドリアヌス帝の回想」に取り掛かるきっかけになったので感謝している。