梅の味で書くのを忘れていたものがあと2,3あった。
まずはかっぱえびせんの梅味(紀州の梅)である。
確か以前、期間限定で販売されており、私はお客様の家で「ちょっと食べてみ」と、気さくな奥さんに分けていただいたのが最初だと記憶している。
それが今では定番となっており、今後もますます定着しそうな勢いである(私の中で)。
スナック菓子でいうと、ポテトチップス関係も梅の味が増えている。
湖池屋もカルビーも、争うように梅味を推している。いや、「争うように」ではなくて、実際に争っているのだ。
もっとストレートに梅の味を押し出しているジャンルとしては、ドレッシングもある。
キャベツの千切りや、ただ茹でただけの野菜にかける。
何の工夫もない、料理とも言えないような食い物にだって、梅ドレッシングをタラリと垂らせば、高級セレブ御用達の、食の楽園、千年王国がやってくるのだ。
しかも、どことなく健康に良さげな雰囲気を醸し出している。「ノンオイル」なら尚更で、食べるだけで善行を成し遂げた気分にさえ浸れる。