文章のリズムを壊したくなる

 

 

自分の文章の持っている、特有のリズムを壊したくなる時がある。

文体といえるほど立派なものは持っていないが、文章には自分特有の個性、知識や美的感覚や配慮や、生理的なサイクルなどが沁みこんでおり、そう簡単に服を着替えるように変更はできない。

それを人工的に、システム化してできないものか。

たとえば談話体で書かれた本の語りの文末だけを取り出して、それを普通に書いた文章に当てはめるとか。

そうやってできた文章を英文に訳して、出てきた英文を和訳して、また別の、リズムを壊すような「枠」「枷」に当てはめるとか。

あえて1000文字の文章を1400文字に引き延ばすとか。逆に1400文字を400字に圧縮するとか。

小学校までで習った漢字しか使わないとか。

うまく縛りを決めれば、ある程度はできる気がする。

 

試しに「英文←→和文」を翻訳ソフトで行ったり来たりさせてみると……、

 

時々、自分の文章の独特のリズムを崩したいと思うことがあります。

私はいわゆる素晴らしい文体を持っているわけではありませんが、私の文章には私自身の性格、知識、美学、思いやり、生理的サイクルが注入されており、服を変えるように簡単に変えることはできません。

それを人為的にシステム化することは可能でしょうか?

たとえば、談話で書かれた本から物語の終わりだけを取り出し、それを通常に書かれた文章に適用します。

結果として得られた文章を英語に翻訳し、結果として得られた英語の文章を日本語に翻訳し、他のリズムブレイクの「フレーム」と「バインディング」に適用します。

 

何だか説明書のような文体になってしまった。