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書くことあり日記:オイルサーディン+玉ねぎ+キャベツ+醤油

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「オイルサーディンの缶詰に玉ねぎを乗せてグリルで焼き、醤油をかける」というレシピを何かで見たら、急に自分でもやりたくなった。

しかし、上から熱することのできるような便利なグリルがないので、上下を逆にしてみることにした。つまりフライパンで玉ねぎを炒めて、後でオイルサーディンの缶の中身を乗せるのである。

玉ねぎはみじん切り説とスライス説とあり、どちらも良さげである。缶詰の汁を吸わせるのが目的ということなので両方ともやってみた。

さらに玉ねぎだけでは吸いきれないと考えたので、キャベツを幅1センチの平麺風に切って、玉ねぎと一緒に油で少し炒めた。しんなりしてきた上にオイルサーディンの中身を全部ぶちまけて、弱火で5分ほど炒めると、油で炒めているような煮ているような、半々くらいの様子になる。

と、ここで急用ができたので、火を止めて30分ほど外出した。後から考えるとこれが今回の勝因だとも言えそうである。

 

 

戻ってきてまた少し熱して、醤油を少しかけて食べてみたところ、大変おいしい。ご飯にもパンにもワインにも合うことが確実な味なのであった。

食べながら思ったのだが、自分は「グルメ」「食べ歩き」「隠れた名店」「高級食材」「激安貧乏レシピ」、あるいは「料理ができる / できない」といった区別などにはほとんど興味が無い。では何に興味があるのかというと、1足す1が急に3になったり5になったりするような、ごくシンプルな調理の力とその過程である。

今回のこの「オイルサーディン+玉ねぎ+キャベツ+醤油」はシンプルであまり失敗しない、万人向けのおかずなので広くお勧めできる。

一つ思い出したのが伊丹十三の「女たちよ!」で紹介されていた「マイクルのキャベツ」という料理で、確かキャベツ+大蒜+砂糖を大量のラードで炒めるというものだった。以前やってみたのだが、全く上手く行かなかった。

 

女たちよ! (新潮文庫)

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あれは何故失敗したのだろうかと長年ずっとクヨクヨ、うじうじと気にしていたのだが、その仇を討ったような心境である。これからは「オイルサーディン+玉ねぎ+キャベツ」で代用するので、この悩みからは完全に解放された。秋晴れの空の如く清々しい気分である。


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