映画
「文豪ストレイドッグス」という実在の文豪の名前のキャラクターが出てくる漫画があることは何となく知っていたが、話が進むにつれてますますエスカレートしているらしく、映画館で観た予告編では澁澤龍彦まで出てきていた。
評判がよいのでかなり期待して、観てみたら期待以上だった!そこまで楽しめた映画は、本当に久しぶりという気がする。
よく言えば王道、悪く言えばベタなゾンビ物なので、安心して観ていられる。
いわゆる「泡沫候補」は勝つ見込みがない。にもかかわらず「供託金を支払ってまで立候補するのはなぜなのか?」とは、誰もが抱く素朴な疑問である。 本作はそうした疑問にはあまり応えてくれないが、複雑な感慨を与えてくれたので順を追って簡単に感想を書い…
これほどの有名作でありながら、意外と知らない情報があって為になった。
実際に健さんに接した人たちへのインタビューを中心に、あれやこれやの思い出話が続く。
台詞が無声映画の字幕並みに少なく、音楽も感情を盛り立てないように常に抑えられていて、その辺のありふれた戦争映画とはかなり異なる感触だった。
棚から出てきた「アーヴィング・バーリン・ソングブック」を聴いていたら、ピー・ウィー・ラッセルというクラリネット奏者の曲があって、これが落ち着いていてよかった。
登場人物のほとんどが日本語を話すのだが、全部イントネーションが変で聴きづらいという、日本人であることが鑑賞のマイナスに働くしかない作品である。そこを楽しむ余裕があるかどうか、許容できるかどうかが一つの分かれ道で「キル・ビル」で描かれた日本…
酷評している人が多い作品だが、激怒している人に比べれば割と自分は細かい点が気にならないタイプだなと思った。
2017年は「今年」という単位で物事を整理するのが難しくなってきた年といえそうである。次第に年末とか年始という感覚が薄れてきて、区切れの感覚が消えかけている。
Tumblrに見覚えのない変な場面の動画があったので調べてみたら「ア・クリスマス・ストーリー」という日本未公開の映画だった。
またもやツイッターを読みふけってしまった。固有名詞はもちろん、数字やチョイ役に到るまで、裏話や裏設定が盛りだくさんである。ドサクサに紛れてペットや子供自慢まで入るのもご愛嬌というか何というか、とにかくお祭り的な雰囲気が楽しい。
なぜか昔から「竹脇無我」という文字を見ると、即座に蟹江敬三の顔を想起してしまう。そういう癖がついている。
知らないうちに地上波で「ジェダイの帰還(というか世代的には「復讐」)」を放送していたらしく、後からツイッターで色々と学んだ。
「シン・ゴジラ」は映画館でも観たが、テレビで放送されると同時にツイッターで発言する人が増えて、あれこれ読んだ。
これは封切り時に映画館で観て、やはり興奮した。当時は「レイダース」の方が大人向けでよかった、すっかりお子様向けになっちゃってもうダメ、という意見を言う人がえらく立派に見えたものだが、いま思えば「レイダース」だって威張るほど大人向けではない。
先日行った「このブログで今後どのような記事を書いてほしいですか?」というアンケートの結果、一位になったのは何と「最近観た映画の感想」なのであった。
テレビで「レイダース」を放送していて、顔の溶けるシーンをやらなかったということでツイッターではブーイングの嵐になっていた。
ポルノ男優になる若者の話で、どうにも長すぎてしんどい。この種の映画はポール・トーマス・アンダーソン以外にもあれこれあるので、上昇の過程が安直な分だけ、下降していく様子もありきたりで平凡にしか見えなかった。
かれこれ3回目か4回目か5回目くらいの鑑賞となる本作だが、久々に観てやっと気付いたのは148分もある映画だということである。
「映画 立川談志 ディレクターズ・カット」は晩年の「芝浜」のほぼ全体を収録している。
この前「挨拶とブログは短い方がよい」と書いた私の場合、映画もできれば二時間半や三時間ではなくて、90分くらいでスパッと終りになる方が好ましい。
「疑惑」は1982年の映画なので、自分が中学生くらいの頃かと思うと、当時の日本の様子の何もかもが懐かしい。
この映画は映画館で観た。しかし、細かい部分を忘れていたのでDVDで観直してみると……。
先日ひどい映画を観てしまったので、心の汚れをぬぐい取るような狙いで「男はつらいよ 寅次郎と殿様」を観た。
「鑑賞メーター」は改善されないようなので、移行先となるような類似のサービスを探してみた。
先日とうとう、「はてなカウンター」は最後の日を迎えて、安らかに眠ってしまったというか天国に旅立ってしまったというか、終ってしまった。
「ご冗談でショ」はマルクス兄弟の四作目の映画で、1932年の作品である。
戦争はもちろん、善悪や敵味方の区別、果ては映画であることすら忘れたかのような自由で奔放な喜劇映画の大名作である。